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No.23「家で働くって本当にラク?おうちワークの天国と地獄」

家で働くって本当にラク?おうちワークの天国と地獄

おうち

「私、会社辞めます…。」10年以上の会社員人生に終止符を打った。特に将来の野望があったわけでもない。辞めたいという思いが積もり積もって爆発した。その時のことはもうあまり覚えていない。ただ1つ言えるのは、「おうちワーク(ブログ)」という選択肢があったからこそ辞めることができたということだ。その選択肢1つで行動に移せたことは、鮮明に記憶と心に残っている。消極的な私が、こんなにも大胆な決断をするなんて。だからこそ、これからおうちワークを考えている方に、応援となる希望を届けたい。もちろん、いいことばかりではない現実も伝えたいと思う。ここでは、おうちワーク(ブログ)を始めて2年間のリアルな体験談を正直にお伝えする。

 

【会社を辞めたら天国だった】
いま思えば、会社はまるで動物園のようだった。社長の鶴の一声で右往左往する社員たち。大蛇のように毒をまき散らす圧倒的お局。その毒にやられて次々と辞めていく優秀なユニコーン社員たち。残るは、ぶらさがりナマケモノおじさんと子羊のような新人くん。そんな環境から解放されたとき、私は本当に天国にいるように感じた。

 

おうちワーク(ブログ)は、基本的に一人なので人間関係の悩みはすっきりと解消された。人間関係は自分の責任で選べるからだ。私はコミュニティに所属することを選び、それが功を奏した。似たような価値観や方向性を持つ人たちと一緒に頑張ることで、良い影響しか受けなかった。おうちワークでは、人間関係のあり方が自分の選択次第でどんどん良くなる。これは大きな希望だと感じる。

 

【自分でつくってしまった地獄】
順調に見えたおうちワーク(ブログ)生活にも、地獄はあった。その原因は「人間関係から解放された反面、自己管理ができない」ことだ。会社員時代は、決まった時間に出勤し、与えられた仕事をこなすだけで良かった。しかし、おうちワーク(ブログ)は自由度が高く、全てが自己責任となる。自己管理ができなければ、体も心も壊れる。

 

昼夜逆転、運動不足、崩れた生活習慣。これらの結果、頭が働かず、不安に苛まれ、眠れない日々が続いた。動けない日は収入も減るという悪循環に陥った。こんなにもダラしない自分にガッカリしたし、会社の人間関係と強制力に感謝すら感じることもあった。天国を作るには「自己管理」が大切だと痛感した。

 

しかし、管理さえできれば、おうちワークのスケジュールの自由度は高い。これも家族との時間や自分の楽しみを実現するための大きな「希望」だと思う。私ほどダメな人はいないかもしれないが、自己管理の重要性は誰にでも当てはまるおうちワークの教訓だろう。

 

【どうすれば天国なのか?】
私の結論は、自分の「会社」をつくることだ。ここで言う「会社」とは、おうちワークとしてのライフスタイルや働くマイルール、仕組みを自分で決めることを指す。皮肉なことに、会社が嫌で辞めた私が、その合理性を今になって認めるようになった。

 

例えば、自分の理想のライフスタイルを具体的に考え、それを実現するための仕事を選ぶ。どんな人と働きたいか、どのような価値観を共有するか、納期のある仕事か、ない仕事か。まさに会社づくりのような感覚。これらを決めてコントロールしないと毎日の行動がブレブレで私のような地獄に行きつく気がする。

 

おうちワーク(ブログ)の希望は、自分の生き方をコントロールできる範囲が広がるところにあるのかもしれない。仮に大変であっても、これらを考えるだけで会社にいるときには味わえない希望が湧いてくるのは私だけだろうか。

 

【まとめ】
おうちワークが楽かどうか?天国か地獄か?これについて体験談を交えて紹介してきた。私にとっては、楽な時期もあれば、天国のような時期もあり、地獄のような時期もあった。しかし、おうちワークを選択して本当に良かったと思う。選択したことで、理想のライフスタイルや家族との関わり方、人間関係や仕事の選び方を深く考える機会が増えたからだ。理想を追求することは幸せなことだと思う。おうちワークの選択肢があったからこそ、ここまで貴重な経験を味わいながら来られた。まだまだたったの2年だが、自分の選択を天国にするためにもおうちワークで頑張っていきたいと思う。

 

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