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No.32「【おうちワークで手に入れた福岡での家族時間】」

【おうちワークで手に入れた福岡での家族時間】

家族大好きパパ2年生

私は現在、新天地福岡でおうちワークをして、夢だった生活を手に入れようとしています。

 

東京で長くサラリーマンとして働いていました。

 

ですが40歳を目前に、人生最大の決断をします。

 

2019年冬。コロナが中国武漢で発症したというニュースを他人事に見ていた時期です。

 

夫婦で仕事を辞め、生まれ育った東京を離れ、親も親戚も友人もいない福岡に移住する決断を下します。

 

理由は、東京の生活の先に叶えたい生活がないと思えたから。
福岡は、過去旅行して、どの地域より温かくて良さそうだったから。

 

福岡の地で家族との時間を作り、やりたい仕事をやっていく。

 

この思いを胸に、仕事の当ても無く移住し、2020年3月から新天地での生活が始まります。

 


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■コロナがまさかの後押し

 

仕事はフリーランスに転向し、サラリーマン時代の経験を活かしたコンサルティング業務。

 

同年4月。なんとかいただいた最初の案件で、福岡の中心地、天神まで通っていたのですが、開始1週間で緊急事態宣言が発令され、通勤が出来なくなりました。

そこから想定外のスピードでおうちワークがスタートしました。

 

世界中が慣れない生活習慣の変化に戸惑う中、多分に漏れず私の生活も大きく変わります。

 


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■東京生活の先は

 

東京時代は、夫婦共に多忙な日々を送っていました。仕事のスケジュールは過密で、2人の時間を取ることがほとんどできていませんでした。

 

すれ違いが多くなり、夫婦生活自体が上手くいっていないかな、と感じることもありました。

 

将来を考えたとき、いずれは子供もと想像すると、この生活では、家族と子育ての時間を確保するイメージが持てませんでした。

 

毎日終電の引戸に身体を預けながら、これがやりたいことだったかなと、半年以上悶々と考え、この思いを妻と共有します。

 

それから更に半年、仕事の合間を縫い、2人の将来についてポツポツと話し合っていきました。

 

そうして、人生最大の決断に繋がっていきました。

 


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■失敗から始まるおうちワーク

 

福岡に移住し、フリーランスで仕事をする。更におうちワークのチャレンジ。たくさんの上手くいかないことがありました。

 

最初の案件は、チームを組んで1週間も経たずおうちワークに移行した為、web会議の使い方、データの共有方法、何より雑談がしにくいオンラインの環境で、チームビルディングが全く上手くいきませんでした。

 

以前ならちょっとした確認や声がけで上手くいっていた信頼関係の構築がこんなにも難しいのかと、自宅のデスクで項垂れる日々が続きます。

 

そんな低空飛行から私のおうちワークはスタートしました。

 


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■おうちワークの有り難みを感じる妻の妊娠

 

おうちワークにも徐々に慣れていき、東京のクライアントとも出張せずコロナ禍でも仕事ができるようになりました。

 

東京の友達とも、オンライン飲み会で近況を報告し合うこともできました。

 

そんな中、妻の妊娠が分かります。

 

コロナ禍の出産ということもあり、里帰りもできない妊娠生活でした。

 

この辺りから、おうちワークの有り難みが増していきます。

 

妻に代わり、平日日中も食事を作ったり、急に来るツワリに対し、すぐに対応でき(と言っても背中をさするくらいですが)、定期診断を待つ車の中でもおうちワークで仕事が進められました。

 


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■夢だった家族時間と子育て

 

そうして第一子が誕生し、現在は夫婦で子育て真っ最中です。

 

早朝、自宅で仕事をする私の周りを2歳の息子が走り回り、デスクの上に公園で拾った木の実を置いてくれます。

 

作業を中断し、夫婦で朝ご飯を用意し、3人で会話を楽しみながら、食卓を囲みます。

 

ワークチェアの後ろに息子が座り、ミニカーを転がし遊んでいる体温を背中に感じながらの事務作業。

 

その後、お昼寝中の愛らしい横顔を見ながら作業を進める瞬間は、心がぽかぽかします。

 

お昼寝後は、気晴らしに息子とお散歩を兼ねスーパーまで買い出しに。

 

妻と分担しながら、夜ご飯とお風呂に入れた後、積み木で遊ぶ彼を見守り仕事をする。

 

こんな1日を過ごせるようになりました。

 


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■強くなった絆とおうちワークの可能性

 

このように東京での正社員時代には考えられなかった柔軟な生活スタイルが実現し、家庭とのバランスも取ることができるようになり、絆も深まりました。

 

もちろん不安定で波のある働き方のため、案件が重なれば深夜まで仕事をしています。

 

正社員時代の仕事と比べ、金銭面の安定はありませんが、私にとっておうちワークの選択は、夢を叶えるた めに必要な要素でした。

 

これからは自分の時間も大切にしつつ、自身のキャリアも追求していきたいです。

 


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■おうちワークを選択肢のひとつに

 

夫婦の時間を、妊娠出産と子供の幼少期を、子供が巣立つ迄の家族の時間を、後悔なく時間を送りたいと思う方は、検討してみてもよいかもしれません。

 

同じような状況にいる人に、私たちの生き方が参考になれば幸いです。

 

おうちワークがもたらす可能性に感謝しながら、一緒に日々の生活を楽しんでいきませんか。

 

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