fbpx Document

 

Webライターに興味を持っている方の中には「本当に自分もWebライターになれるのかな?」と、未知の世界ゆえに感じてしまうことも多いのではないでしょうか。そんなときは、Webライターとしてすでに活躍している人の存在を知ることで、Webライターの世界を具体的にイメージできるようになったり、一歩が踏み出しやすくなったりします。

 

そこで今回は、おうちワーク協会のプロライター養成講座の修了生であり、結婚および外国への移住を機にWebライターの世界に飛び込んだえみさんにインタビューを行いました。Webライターをはじめてよかったこと、変わったこと、そして大変なことなど、Webライターに興味がある方が知りたい内容が盛りだくさんです。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

 

英語力を活かした観光系の仕事から専業Webライターへ

 

S(インタビュアーS、以下S):えみさん、今日はよろしくお願いいたします。はじめに、簡単に自己紹介をお願いします。

 

え(えみさん、以下え):はじめまして、アメリカ在住のWebライターえみと申します。2023年3月からおうちワーク協会のプロライター養成講座を受講し、9月に卒業しました。それまでは都内で観光系の仕事をしていたため、副業でWebライターのお仕事をする生活を送っていました。

 

国際結婚を機に日本を離れることになり、2023年10月いっぱいで本業を退職し、11月にアメリカへ移住。現在はWebライターとして日本からお仕事を受注しています。

 

 

国際結婚が決まって生じた想定外の出来事

 

S:社会人になってからWebライターをはじめるまで、何をされていたのですか?

 

え:Webライターを始める前は、新卒でビジネスホテルに就職し、その後英語を勉強するためにシンガポールに5か月間の語学留学をしました。シンガポールから戻ってからは、都内で観光関係の仕事をしていました。

 

在職中にアメリカ国籍の人との結婚が決まり、2022年のはじめに入籍のためアメリカのビザを申請し始めました。しかし、そのころ世界的に新型コロナウイルスの感染が拡大し、さまざまな面に制限がでている状況でした。そのあおりを受けて、ビザの種類を変えなければならなかったり、通常よりも所要時間が大幅にかかってしまったり、といった予期しない出来事がありました。

 

この想定外の経験が、何かスキルを身につけてどのような状況でも働くことのできる仕事を探す動機になりました。

 

S:ビザを取得するまでに1年以上かかったのですね。

 

え:長い道のりでしたが、この経験があったからこそ、Webライターという仕事に巡り合えました。

 

 

アメリカ移住をきっかけに知ったWebライターの魅力

 

S:では、Webライターになろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

 

え:実は、Webライターに挑戦しようと思ったきっかけは3つあります。

 

1つ目は、アメリカに移住してからしばらくは仕事に就くことができないため、何かできることはないかと考えていたこと。

 

2つ目は、1つ目の理由から、時間や場所に縛られずに働ける仕事が必須であったこと。

3つ目は、昔からカフェでパソコンをひらいて作業している人に対して「カッコいいなぁ」という憧れと興味があったことです。

 

ある日、YouTubeのショート動画で流れてきたWebライターの動画を見て、ネット上に記事を書くお仕事の存在を知りました。そこから「Webライターとは?」や「Webライター どんな記事?」などのワードでひたすら検索。おすすめされている本を買ってみたり、Webライターに関するブログを読んだりしていくうちに「Webライター」の仕事にどんどん興味が湧いてきました。

 

S:Webライターについてたくさん検索されたということですが、えみさんが書かれる記事はリサーチ力が光るものが多いと感じます。もともと何かを調べるのが好きだったのでしょうか?

 

え:「本当にそうなのかな?」など自分が納得するまで調べたいというのはありますね。

 

S:徹底的に調べたうえでWebライターの道を進むことを決められたんですね。素晴らしいです。

 

 

クライアントや読者の言葉がWebライターとしての自信になる

 

S:Webライターになってよかったこと、辛いことどちらもあると思いますが、まずよかったことから聞かせていただいてもいいでしょうか?

 

え:1つ目は、Webライターに挑戦しなければ一生興味を持つことがなかったかもしれないジャンルについて知る機会がもらえたことです。記事を執筆するためにリサーチをするなかで新しい知識が得られ、自分の世界が広がるのはWebライターの特権だと感じています。

 

2つ目は、クライアントや自分の記事を読んでくれた人から嬉しいお言葉をいただいたことです。自分が執筆した記事に対してクライアントから「とても丁寧に書けている、こんなところが良かった」と言ってもらったことがありました。さらに、このクライアントが他のWebライターさんへの例として自分の構成案を紹介していることを知り、自信になりました。

 

また、自分でテーマと構成を決めて書いた外国人旅行者向けの記事を読んだ読者の方が「あなたが書いた記事の内容は私がまさに知りたかったことです!今度日本に旅行に行く友人にもシェアします」とコメントを残してくれたこともありました。

 

S:直接クライアントや読者の方から有難いお言葉をもらえたことは、励みになりますし自分の記事が役に立っていると感じることができますね。えみさんの得意分野を活かせるメディアを選択されたと思うのですが、どのように選ばれたのでしょうか?

 

え:外国人旅行者が日本旅行をするときに有益な情報を提供するサイトを見つけることができたんです。立ち上げたばかりのサイトでWebライター募集の記載があったので応募しました。クライアントさんにも「そのような人を探していました」と言っていただけてよかったです。

 

S:まさにえみさんにぴったりのメディアで、お仕事を見つける際にもリサーチ力が活きていますね。

 

 

大切なのは自分のキャパシティと作業に向いている時間を把握すること

 

S:では、Webライターの仕事をする中で難しいことは何ですか?

 

え:Webライターになり「働き方の自由度が高い分、しっかりと自己管理をして作業を進めるのが難しい」と感じています。

 

そのように思った根拠は2つあります。

 

1つ目は、自分の許容量を超えて作業を行ってしまった経験です。今考えるとランナーズハイのようなものだったと思うのですが、Webライターの勉強を始めたばかりのころはやれるだけやろうとしてしまいました。朝6時に起きて1時間半ほど作業し、9時から17時まで仕事に出て、家に帰ってから夜中の2時、3時まで作業という日々を何日か繰り返し体調を壊したことがありました。

 

そこからは自分のキャパシティに見合った作業量におさえるよう心がけるようにしました。Webライターを長く続けるためにも、体調管理がしっかりできるように、余裕をもつことの大切さを学んだ出来事でした。

 

2つ目は、継続でいただいているお仕事のほうで慣れが出てきて、作業が滞ってしまうことです。クライアントさんに指摘されないのをいいことに後回しにしてしまうことも…。

 

Webライターは労働時間が決められているわけではありません。「この時間帯はだらけやすい」「ここで一旦中断するとなかなか戻れなくなる」など、自分の特性を知ったうえで計画的に作業を進めることが大事だと感じています。

 

S:時間やコンディション管理の難しさは、Webライターの「あるある」かもしれませんね。専業ライターとなった今はどうですか?

 

え:今は、以前と比べて自分が「この時間は集中しやすい」などの傾向が分かってきました。なので「この時間までに終わらせよう」と取り組んだり工夫することができています。

 

 

Webライターになり広がった可能性 手に入れた新しい働き方

 

S:Webライターをはじめる前と今で変わったことはありますか?

 

え:一番大きく変わったと感じるのは、自分の可能性が広がったことと環境の変化にとらわれずに働けるという点で自信がついたことです。

 

これまでは、求人に応募して会社や団体に所属をして働くという選択肢しか知らなかったのですが、スキルを身に付けて挑戦してみたいお仕事に手を挙げたり、依頼を受けたりというスタイルで働けるのをWebライターの講座を受けてはじめて知りました

 

これらは「移住をしたら自分はもうしばらく働けない」と思い込んでいた私にとってはすごく大きなことでした。現地の仕事ができない(労働許可がない)モヤモヤを抱えた毎日を送ることを想像した時にWebライターとして誰かの役に立てるかもしれないという可能性をもてただけで気持ちが軽くなったのを今でも覚えています。

 

 

自分の経験をシェアすることで誰かの役に立ちたい

 

S:最後に、これからのWebライターとしての 目標をお聞かせください。

え:おうちワーク協会のプロライター養成講座で学んだことを活かし、さらにWebライターのお仕事に応募して挑戦していきたいです。

 

それと同時に、自分の書いた記事に対して読者の方から「ありがとう」と言ってもらえた=誰かの役に立てた実感から、同じような境遇の方に向けて自分の経験をシェアすることにも興味を持つようになりました

 

まずは今いただいている案件に真摯に向き合いつつ、これからさらに新しい案件や自分のコンテンツにも挑戦していきたいと思っています。このような思いを持てるようになったのも、Webライターの世界に飛び込んだからこそだと感じます。

 

S:Webライターに挑戦してみようかなと思っている人に何か一言ありますか?

 

え:インターネットで世界中の人が見ることができるところに自分の記事があること、それをを読んでくれる人がいることの嬉しさややりがいを伝えたいですね。

 

S:素敵ですね。今後のご活躍を応援しています。今日はインタビューをお受けいただきありがとうございました。

 

 

環境の変化を強みに世界で活躍するWebライターに!

 

結婚という大きなライフイベントと共に外国への移住という環境の変化がある中、Webライターの道を歩み始めたえみさん。言葉を選びながらインタビューに答えてくださる様子から、普段執筆される記事にも真摯に向き合っている姿が想像できました。

 

ご自身の生活の変化にともなって働き方を模索していた状況は、Webライターの世界に飛び込むことで解消されたとのことです。自分の置かれた環境を強みにしていく姿は、これから世界に出ていく方のロールモデルになっていくのではないかと感じます。

 

そして、Webライターという職業の魅力を感じたからこそ、同じような境遇の方にご自身の経験をシェアしたいという思いを抱くようになったと話すえみさんの表情が晴れ晴れしていたことも印象的でした。

 

世界的に不安定な情勢の中で想定外の状況を乗り越えた経験をえみさんの言葉で語られる日が今から楽しみですね。「Webライターに興味があるけど、私にもできるのかな?」と悩んでいる方は、ぜひえみさんの貴重な体験談を参考にしてみてくださいね。

 

ライター:S
不登校児の母。パートをしながら兼業ライターをしています。
ライターという職業を通して誰かの助けになれるよう、
真摯に言葉に向き合っていきたいです。
 

 

 
 
 
 

 

いいね!お願いします♪

おうちワーク協会メールマガジン

PAGE TOP